リライトにあたり、“ひとみ”の設定の詳細まではわからなかったので、抵触があるかもしれません。  アンドロイドであって、電磁記録媒体としての記録能力があるということ。  また“コスモス”にデータが保存されているということならデータ自体の復元はたやすいものと思いましたので、それを前提とさせていただきました。  また原文435行目「記録ではなく、記憶を持てるというのなら。」との文から、記憶という単語に重要な意味を持たせているように解釈しました。しかし前半(ex.163行目、165行目)で“ひとみ”とは異なるありふれたHDDについて(通常HDD等については記録媒体と呼ぶと思うのですが)記憶媒体という単語を用いていて、あえて記憶媒体と呼んでいる理由がわからず記憶という単語が重要なものなのかどうか判断しかねました。 そこで記憶という言葉の意味を「想い入れ」と置き換えて、HDDの呼称については「記録媒体」と整理しています。  原文のおじいさんからノートパソコンをもらったときの描写はほのぼのとした雰囲気である一方、その後の流れの中でおじいさんの影が薄く、かつ実験のプロジェクトマネージャーとして“ひとみ”を道具として扱っていることが伺えたので、その描写は削除しました。  “ひとみ”の前では優しそうな顔を見せて、裏では冷たい顔をもっているとの表現とも言えるかとは思いましたが、感覚として削除する方を取りました。