『 同人ゲーム求人マニュアル アンケート回答紹介 ■




「SIGN WORKS -Limited Edition-」智斗紅様
より頂戴いたしましたアンケート回答


Q:あなたのお名前(同人活動名)を教えてください。

 智斗紅
(同人ゲーム制作)




Q: あなたの同人ゲーム活動制作における「担当」を教えてください。

 絵と音楽以外全部\(^o^)/

 いわゆる、プロデューサー、ディレクターの仕事になるかと思われます。
 企画、シナリオ、スクリプト、ムービー、各種デザイン、WEB、全作業のチェック、スケジューリングなどなど。
 基本的に雑用係です。なんでもやります。



Q: 所属、運営しているサークル名とそのURL。過去に所属していたサークルとそのURLにつき、お差支えない範囲でお教えください。

 SIGN WORKS -Limited Edition-
(イベント用省略表記:『SIGN WORKS -LE-』(さいんわーくすえるいー) もっと省略表記:『SWLE』(すーる))


Q: あなたは同人ゲーム制作において、
  「求人をする側」でしょうか「応募をする側」でしょうか?
 A: 求人をする側
 B:  応募をする側
 C: サイト等で請け負う業務を募集している
  D: A+B
  E:   A+C
 F:  B+C
  G:   A+B+C
 H: その他(具体的に)

 A
 
余裕があれば、応募などもやってみたいんですが……
 そんな幻想は以下略、という感じです。

 個人でしたら、雑務程度なら場合によっては請け負っています。
(今のところ身近な人に限定ですが、デザイン、企画、ディレクターもどき、などなど。同人以外の方が多いです)


 


Q: 同人ゲーム制作において「求人をする側」の方にお伺いします。
   今まで、「求人」をかけて、失敗した経験はありますか?
   もしあれば、それがどのようなものであったか、具体的に教えてください。
     また、「今であれば、その失敗をこう回避(予防)した」というアイディアがあれば、それも教えていただけますと幸いです。

   ちゃんとした求人での失敗、というのはないです。
  ただ、過去に『友人』に仕事を依頼したことがあったのですが、それはあまりよくありませんでした。
  『なあなあ作業』でぐだぐだになってしまい、作業状況がスケジュールもひどい状況になってしまいました。

  そういう経験もあったので、ちゃんとした募集をする時は、ハードルをあえて上げて、選定に時間をかけたりはしました。
  技量もそうですが、何よりも自己管理ができるかどうかをもっとも重要視しました。
  (立ち上げ時からの既存スタッフで、自己管理が甘くて痛い目見たことはあったので……)

  また募集後は積極的にコミュニケーションをとるようには心がけました。
  チーム作業は、連帯感が重要です。楽しく愉快にゲーム作り!

  あ、現在も人材募集中ですよ(笑)
 

 

Q: 同人ゲーム制作において「応募をする側」の方にお伺いします。
   今まで、「応募」をして、失敗した経験はありますか?
   もしあれば、それがどのようなものであったか、具体的に教えてください。
  また、「今であれば、その失敗をこう回避(予防)した」というアイディアがあれば、それも教えていただけますと幸いです。
    
  
Q:  同人ゲーム制作において「求人をする側」の方にお伺いします。
   「求人」をかける際、気をつけている点はありますでしょうか?
   もしあれば、具体的に教えてください。

 
 一番は人間性。こればかりは、流石に避けようがありません。
 コミュニケーションを円滑に取れる人が最低条件だと考えています。

 次に、来てくれた人がどの様に作業に参加していただくか、明確なビジョンを持つこと。
 どれだけの技量が必須かが明確になります。
 これがあやふやだと、厳しいのではないでしょうか?

 あと、予算です。これの有無で方向性がかなり分かれます。
 


Q:  同人ゲーム制作において「応募をする側」の方にお伺いします。
   「応募」をする際、募集案内に関し特に注意して見ているポイントは
   ありますでしょうか? もしあれば、具体的に教えてください。
 


Q:「求人側」さんへの質問です。
   「こういう応募者は即お断り」という具体例がありましたら、教えてください。

 
・連絡を嫌がる人。
 →気持ちは分からないでもないですが、論外です。
  ある程度積極的に連絡を取ろうとしてくれる人が一番いいです。

・協調性のない人。
 →複数人での協力作業が前提なので、
  それを嫌がってしまう人は、技量があったとしても、厳しいです。


・ゲーム嫌いな人。
 →ゲーム嫌いな人がゲーム作れるわけがない!!
  アニメ、マンガなどのサブカル全般も含みます。


Q:「応募側」さんへの質問です。 
   「こういう募集には絶対応募しない」という具体例がありましたら、教えてください。


Q: 「求人側」さんへの質問です。
    応募してくださる方が「あなたのゲーム作りに参加することで得られるのではないかと思われるメリット」
   について、優先度が高く思われるものから順に三つ、記述してください。

 一般的な同人業界での応募でなら以下のものだと思います。

・技量試し
・名前売り(ステップアップ)
・お金

 
うちのサークルの場合なら以下の通りです。

・技量試し
・同人ゲーム作業のお勉強
・北海道の話がいっぱい聞ける。

………メリットにはとても見えませんね。
 


Q: 「応募側」さんへの質問です。
   「そのゲーム作りに参加することで、どんなメリットを得たいと思っているか」
   について、優先度が高く思われるものから順に三つ、記述してください。



Q: 「請負」をしてらっしゃる方に質問です。
   「こういうご依頼であると、普段より頑張っちゃう」
    というケースがもしあれば、具体的に教えてください。

 Q5でAと答えているので、必要ないかもしれません。(同人のお話からも少しそれるので)

 (同人以外込みで、個人でやっているものの場合なら)

 一番はやはり、お金になっちゃうかと思います。
 そういう汚いお話じゃないのであれば、
 『自分の得意ジャンルか否か』
 私の場合、何らかのロゴデザインやPOPデザインなど、
 得意な方向性の依頼なら、ノリノリでこなしますね。




Q: 「請負」をしてらっしゃる方に質問です。 
   「こういう依頼をされると萎える。あるいは断りたくなる」
    というケースがもしあれば、具体的に教えてください。


 (同人以外込みで、個人でやっているものの場合なら)

 依頼しているものの概要を
 担当者がちゃんと理解していない依頼は萎えます。
 「そんなことも知らないで依頼してきたの!?」という感じで……
 まぁ、知り合いからの紹介などの依頼だと多発します(泣)


Q:  全ての立場の方に質問です。
    同人求人、あるいは応募を行う際、どのような方法を用いてらっしゃるでしょうか?
    お差支えの無い範囲で、
    できれば具体的に(例えば掲示板利用なら、その掲示板名やURLのレベルまで)
    教えていただけましたら幸いです。

 基本はWEBページに募集用の特設ページを制作して利用しています。
 


Q:  全ての立場の方に質問です。
    「プロ志向」(同人専業として、それだけで喰っていくというケースも含める)ですか?

 プロのレベルは目指したいですが、専業で行きたいとまでは考えていません。(食べていくのがあまりに難しいので)
 本格的に人材を集めることができたのならば、悪くないかもしれません。
 ですが上を目指すことができるならば、とことん目指してみたいのが男の子だと思います。


Q:  全ての立場の方に質問です。
    「同人ゲーム制作に関与して、獲得したもの」があれば、それが何かを教えてください。
 
・ノウハウ
 →これにつきます。
  おかげ様でお仕事いただけました。
  ご飯なんとか食べていけています。

・時間の貴重さを知る機会。
 →ものすごく、身に沁みました。

■不健康

・体重
 →太りました。不規則な生活が原因なのか……ストレスが原因なのか……考えたくもありません。

・虫歯
 →増えました。デンタルケアはしっかりとしないと駄目です。

・頭痛
 →しょっちゅうです。仕事にならないのでかなり困ります。


Q:  全ての立場の方に質問です。
    「同人ゲーム制作に関与して、失ってしまったもの」があれば、それが何かを教えてください。
 
・お金と時間と大学の単位。
 →ええ、沢山失いました。
 ヤツらはもう戻ってきません……
 特に時間は……けして無駄な時間ではなかったですが、
 時間というものは有限であり、やはりもっとも貴重なものだと考えています。

・PCとHDDと重要なデータ
 →酷使しすぎて、いくつか昇天なされました。
  バックアップは大切です。

■不健康

・視力
 →がっつり低くなりました……モニターの見すぎは良くないですね。
 



Q:  その他「同人ゲームの求人」に関して、書きたい・伝えたいことがあれば、以下に自由にお書きください。

 募集でも応募でも、『やる気と向上心と将来ビジョン』があるなら、積極的にやってみるべきかと思います。
 結局は、やった者勝ち、というのがコンテンツ作りの世界だと私は考えています。
  ただでさえ同人ゲームは完成率があまりに低いところなので、
  『形にしたい!』という明確な気持ちを持って臨む姿勢の結果で、
  人材の必要性、己の身の振り方を明確にするのではないかと思います。


<いただいたアンケート回答は以上です。ご回答、ありがとうございました!>