■kiisanさんに頂いた 第二章 infinite_routine v0.90ご感想のご紹介


+ご感想は許可を得た上での転載をいたしております。
また、<ネタバレ部分>についても そのまま公開させていただいておりますのでご注意ください

+また、必要と思われます部分には(蛇足を承知で) <編注>を加えますことをご容赦ください。





kiisanです。


第二章v0.90全ルート、プレイいたしました。
第二章v0.90、すごいです!!!
ちょっと頭の中で整理してから、ブログに紹介記事を書かせていただこうと思っています。

今回、第二章は、トゥルールート、アナザールートともにすごくシリアスで、
「ハッピーエンド?」もエッチシーンよりもトゥルールートとの対比が印象的でした。

第一章のトゥルールート、アナザールート(バッドエンド)、ハッピーエンドと比べて、
いずれもシナリオの面白さ、仕上がりが数段アップしていると思いました。

トゥルールートでのシリアスなイベント絵の多さ、それにアニメーション効果が更に ゲームを面白くしていると感じました。
全体を通しては、賞賛の言葉しか出ません。


ただ個人的な感想として批判的なことが少々。
レビュー記事には書かない/書けない内容です。

実は、トゥルールートのシナリオの楽しさと反比例して、第一章のように素直に
エッチシーンをエッチシーンとして楽しめないところがありました。

第一章のオナニーシーン、すごく感情移入できたので、僭越にもメールで賞賛させていただいた覚えがあります。

また、アラディア先生とのハッピーエンドでもエッチする成り行きがすごく自然で、
その後の二人の幸せな姿が、狩野蒼穹コミックに共通のほのぼのさがあり、
嬉しさのあまりレビュー記事に画面を掲載させていただきました。
(無断掲載の最初でした。ご容赦。)

第一章のまなちゃんとのエッチも、まるまま狩野蒼穹コミックの世界で、
文句無しの No.1性的イベントでした。


第二章では、体験版から拝見している温泉合宿のエッチシーンはすごく好きです。
まなちゃんもカナヘさんもすごくエッチくてステキです。
第二章で拝見したエッチシーン、くろえ姉とのエッチシーンも、第二章の根本をなす
「くろえ姉の夢」から生じた自然な性的イベントであり、絵も文章もすばらしいです。

ではどこが不満かと申せば、今回の性的イベント中、
「全開かや姉さん」、「ロージィを背後から」の2箇所がしっくり来ませんでした。
非常に下品で失礼な表現をすると、この2箇所はちょっとチンチンが萎えました。
原因はイベント絵の不自然さとシナリオとの相性の悪さです。

かや姉は無表情なキャラなので、狩野蒼穹さんが描くエッチなイベント絵ににそぐわない、という個人的な感想だけでなく、
非常に失礼を申せば、開脚しているポーズがおかしい、
普段コミックで見かける狩野蒼穹さんのデッサンらしくない、と思いました。

それと、第一章では肌を見せなかった(拒否した)かや姉が、
くろえ姉の夢の世界、貴一くんの欲望の現われだとしても、すぐ全裸でおまんこへ挿入をねだる、という展開に
辻褄が合わないように感じました。

「ロージィを背後から」のイベント絵も、「ロージーと正常位」と比べてずいぶん無表情
(わずかに紅潮しているだけ)で、股間ごしに貴一くんを見ようとする姿勢に無理がある、
これも狩野蒼穹さんのデッサンらしからぬイベント絵と感じました。

シナリオに忠実なイベント絵になっているのだと思いますが、
射精の瞬間もロージィの 表情が同じなのが不自然です。
他のエッチシーンでは、カナヘさんは射精の瞬間、目を閉じる描写になっていて、
状況の変化がイベント絵で上手く伝えられています。
下品に言えば、イクところが上手く描けている/描けていないってことです。

エッチシーン後が重たく暗いシナリオ(ロージィとの別離「end_of_routine」)になるのも、
男性として楽しむ18禁ゲームの性的イベントとしては純粋に楽しめない要素だと思います。
(この後の別れを読むと、エッチなんかするんじゃなかったって悔やまれるシナリオです。)

今回、非常に失礼かつ勝手な感想を申し上げましたこと、平にご容赦ください。

逆にそれ以外は全くExcellent!だと感じています。
体験版以降のシナリオ展開、特に「1011_4_【選択肢】覚悟の重さの示し方」以降
展開する動的魔術戦のテンポの良さは今までで最高です!!


後、気が付いた点として、シーン回想モードで、
タイトルにマウスを重ねる(オンマウスオーバー)とタイトルが注記テキストで表示されますが、
2ページ目の「全開かや姉さん」 で「まなちゃんのフェラチオ」、
「くろえ姉と全力勝負」で「カナヘ監督の特別授業」と 表示されます。
おそらく1ページ目のままの設定になっているのだと思います。

(編注:当該部分のスクリプトについては、吉里吉里の本に御紹介されていたものを忠実に移植したつもりなのですが、
 “現在の私の技術力では、その際に発生したのであろう同不具合の原因を特定することが不可能” となっております。
技術力を地味に底上げすることにより 「あ!」 と気づける瞬間がいつかは来ると思うので、どうぞ、もうしばらくのご猶予をお願い申し上げます)



ソナリオ中、「1009_0_夢の終わり」で、文字抜けがありました。
「ロージーちゃんが、僕のこと、
  Hexa uarKer
 “錬電術師”って呼んでくれて――
と、ルビでHexa Quarkerの"Q"が表示されていませんでした。

(編注:v1.00において修正させていただきました)

以上2点、ご確認くださると幸いです。

今後も熱烈大ファンを続けさせていただき、ぜひ第二章v1.00、第三章体験版と
すてきな作品を味わわせていただきたいと願っております。
時節柄、くれぐれもご自愛されますよう祈り申し上げます。




<いただいたご感想は以上です。ご感想、ありがとうございました!>



*文中で いただきましたご質問につきましてはメールにて “進行豹という一読者の解釈” を、ご返答をさせていただいております。
 が、「それが正解」 というわけではもちろんございませんので、“明確な誤解やミスが原因であり、その訂正を必要とするもの”以外については、
 こちらでのご紹介を避けさせていただきたく存じます。