『How to making 同人ノベルゲーム  -錬電術師が出来かけるまで-』

の、読者モニターさんからのご感想




circle-end、クロハさん
から頂戴いたしましたご感想


+ご感想は許可を得た上での転載をいたしております。


+また、必要と思われます部分には(蛇足を承知で) <編注>を加えますことをご容赦ください。




■ 『How to making 同人ノベルゲーム  -錬電術師が出来かけるまで-』 "読後の感想"



Q1:あなたの立ち位置を教えてください (制作者さん、プレイヤーさん、レビュワーさん、同人ゲームに興味の無い方 等々)

今後、コミケ参加を考えているノベルゲーム制作者。
今のところフリーで一作配布しています。


Q2: 『How to making 同人ノベルゲーム  -錬電術師が出来かけるまで-』 に、何を期待して読んだかを教えてください

他のサークルがどのようなゲーム製作をしているのかを知りたかったことと、
自分自身の製作能力の向上を期待して。


Q3:読んでみて、その期待は満たされたか、満たされなかったかを教えてください

十分に満たされたと思います。製作スタイルは結構違うのに、抱える悩みが似ているところが面白かったです。


Q4:発見した誤字、脱字、レイアウト上の不備、内容の不備などがありましたら教えてください

16ページの「かてて加えて」くらいでしょうか。
あと文章の『揺れ』が気になる人は気になるかも……。(*1)


Q5:本全体として、良かった点がもしあれば教えてください

気取らないテキストで、感情移入しやすいこと。


Q6:本全体として、「ここはちょっと」という点がもしあれば教えてください


サークルメンバーが皆高い能力を持っているので、その前提を忘れると「俺でも簡単にゲームつくれるじゃん!」みたいな感覚になってしまいそうなこと。
(別にお世辞ではなく……人材募集からホームページの作製、スクリプトまで出来るシナリオ担当に、商業で活躍する絵師音師というメンバー構成は同人サークルの中でもそうないんじゃないかと思うので)


Q7:その他、何かお感じになられたこと等がございましたら、ご自由にご記述ください

和気あいあいなエロゲにほだされてゲーム製作を始める、NHK(*2)のような序盤の展開ですが、
製作し始めてからは全くもってストイック。真面目で、密度の濃い内容に驚かされます。
特に体験版配布後からがドラマのようなシリアス展開を見せるので、複数でゲームサークルを運営している人は嫌が応にも感情移入してしまうんじゃないでしょうか。
『宣伝のために何か描いて欲しい』と思いながら口に出せないシナリオ担当はまさに自分。
あと20ページの、自作の体験版に寄せられた感想で一喜百憂するくだりは必見です。
悲喜こもごものゲーム製作の一端を見て楽しみ、後で自分自身を振り返ってがっくりくるのが一番いい楽しみ方なんじゃないかと。



<編注>

(*1) 『揺れ』 ―― 「無い」と「ない」の混在等の表記ゆれに関しましては、ご指摘をもとに再チェックをいたしまして、修正させていただきました。
    ご指摘、ありがとうございます!

(*2) NHK = 『NHKにようこそ』 (角川文庫) 滝本 竜彦  / (角川コミックス・エース) 滝本 竜彦, 大岩 ケンヂ






<いただいたご感想は以上です。ご感想、ありがとうございました!>